2020年を振り返る 2月：旅立ち

2020年を振り返る　2月

お義母さんは、

ホスピスへ入院しており、

積極的な治療は行われていません。

息子である私の旦那さんがいくと

たくさん会話をして

いつも元気な姿を見せてくれました。

私が行くと

一緒にイチゴを食べようと

言ってくれました。

しかし、

他の家族がいくと

寝たままで話すことも食べることも

しなかったそうです。

入院して

約10日後に

お義母さんは、息を引き取りました。

息子である私の旦那さんと私の前で。

他の家族が到着する前に、

息を引き取りました。

悲しいより

本当に死んじゃったのかな

という気持ちが大きかったです。

葬儀では、

初めて会うお義母さんのご兄弟の方にお会いしました。

ありがたいことに、

みなさんからとても感謝されました。

「結婚してくれて、ありがとうね

ずっとお義母さんは心配してたから

あなたのおかげで

安心して逝けたのよ」

「とっても喜んでたのよ！

だからあなたにとても会いたかった」

と声をかけて貰えました。

私の方が感謝しなければならないのに、

温かい親族の皆さんに

囲まれての葬儀となりました。

全てお義母さんのおかげで

私は、親族の皆さんに

迎えてもらえました。

私は本当に恵まれていると

実感しました。

葬儀が終わって

本当に結婚式をするのか

迷いました。

家族からは

もう少し後でも良いのではないか

と言われました。

そんな中、

新型コロナウイルス感染が

福岡にも広がってきて、

葬儀をしたからだけではない

状況になってきました。

つづく

(49日の準備と結婚式の時間)